自然の源泉から創造し、それを手で変化させていく。自然は、最も美しい贈り物を私たちに与えてくれます。植物からの染料と繊維は、somafolkを編むために私が受け取った自然からの贈り物です。この命の源泉から創作することは、ものに無限の美しさを与えてくれます。これらと過ごす日々の暮らしの中で、より深いつながりが生まれ、使うことで、これらが変化するのを感じ、自分の人生と親密になることを実感します。
2025年5月27日(火)ー 6月8日(日)
12:00-18:00
在廊日:27、28.、7、8
休廊日: 2、3
gallery白田
622-0233 京都府船井郡京丹波町森山田7 T. 0771-82-1782
soma folk の gwen chan は、タイ、ベトナム、マレーシア、韓国、日本と、アジアの国々を雲のように空から俯瞰し、昔から続く土地に根ざした手仕事を知るために、心赴くままに村に降り立ちます。
シンガポールと京都に居を構え、現代的な感覚を持ちながらも、アジア諸国の昔ながらの暮らしやものづくりが現代に続く村人にも共振できる感性を持っています。彼女の手仕事のものづくりは、何にも類似しない世界観で、手仕事が可能にする、ものの持つ高いエネルギーを持ちながらも、現代的な洗練と平和的で柔らかな雰囲気を感じることができます。
gwen chan がアジア諸国を訪ねて出会った手仕事から、ベトナムの手紡ぎ手織りのシルクの衣、ベトナムのドーの木の手漉き紙の活版印刷のカレンダー、ミャンマーの蓮糸の手編みバック、蓮布(藕絲織)の小物、タイ、モン族の大麻糸のバック、マレーシア、サラワクのパナン族のラタンバック、韓国の墨染の衣、日本の徳島の藍のすくもで自身で染め上げた衣、京都の南山城の柿渋で染めたバックなどを展示いたします。アジアの村を共に旅するように、ご高覧いただけましたら幸いです。