薫風の五月、川合優氏と金森正起氏の清々しくたおやかな作品が並びました。
新しい試みである木工と金工の寄り添い、重なり合い、ひとつのものに形作られた木金小盤、木金薬欌、木金欌、ヒノキとアルミのスツールなど、新しい工芸の可能性を感じました。
木曽檜ノ床(川合優作)と僧伽舎の風路(金森正起作:天蓋)の、お互い意識に共鳴して作られた作品は、現在の工芸の向こうにある姿を示しているかのようでした。
こちらの展示会は、2021年8月28日(土)ー9月12日(日)、福岡のGALLERY M.A.Pに巡回いたします。
是非、ご高覧くださいませ。
手前:木金薬欌(川合優+金森正起) 奥:木金小盤(川合優+金森正起)
中央:木金欌(川合優+金森正起) 右:ヒノキとアルミのスツール(川合優+金森正起)
木曽檜ノ床(川合優) 僧伽舎の風路(金森正起:天蓋)